大阪府堺市 美容鍼灸 玉兎(ぎょくと)

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雨の日のカラダ‐玉兎ブログ-

作成日:2021年1月24日

             

雨が降ったりやんだり、ここ数日は天気が不安定ですね。
雨の日は特に身体も不安定な状態になりやすいという方も多いのでは?

 

頭痛が長引いたり、身体が重かったり、足がむくんだり
やる気が出なかったり…。低気圧だから。といえば簡単ですが、
そんな身体の状態になることにもしっかりとした理由があります。

 

『東洋医学』の視点から、雨の日に起こりやすい
身体への影響のお話をちょこっとさせて頂きます(^^)

 

東洋医学では、雨の日に現れることが多いとされる『湿邪(しつじゃ)』
簡単にいうとこの湿邪が悪さをしているのが不調の原因ともいえます。

 

湿邪の特徴は大きく4つ。(重濁性・粘滞性・下注性・脾を損傷しやすい)

 

1.重濁性
重濁性の『重』とは、重い、または重く付着するという意味。
気を滞らせるため、頭や身体が重い・四肢がだるいといった症状が起こる。
重濁性の『濁』とは、にごるという意味で、この性質のために
水分の多い大便や濁った小便が出たり、おりものが多いなどの症状が起こる。

 

2.粘滞性
ねっとり粘りがあり動きづらく、気を滞らせる特徴。
粘滞性のため、排泄物の粘り気が多くなりスムーズに排泄を行えず、
関節にも滞りやすいので、関節の痛みなどの症状が起こる。
粘滞性のため、疾病の多くは治りにくく長引きやすく繰り返し再発しやすい。

 

3.下注性
湿邪には下へ向かう、下に注ぐという特徴があるため、
身体の下部に症状が起こりやすい。(例:下痢、足のむくみ、排泄障害など)

 

4.脾を損傷しやすい
『脾』は身体の水の運搬を行っているため、湿邪の影響を受けやすい。
水の運搬を邪魔されると、気・血の流れも一気に悪くなるので
胸部の不快感、胃のつかえ、胃腸の調子も悪い、などの症状が起こる。

 

といった、『湿邪』のお話でしたが、
私たちの身体を邪魔するものは、湿邪以外にも
風邪・寒邪・暑邪・燥邪・火邪とあり、
季節によって、気温や湿度によって、
私たちの身体を邪魔してくるものは変わる、ということ。

 

そんなそれぞれの性質を持った『邪』を追い払うために、
そして『邪』とうまく付き合っていくために
必要不可欠なのは東洋医学の『鍼灸治療』なんです。

 

玉兎治療院では、鍼灸治療を受けられる方には
始めに体質チェックをさせて頂いてから
それぞれの体質や症状に合った鍼灸治療をさせて頂いております。

 

なかなか気晴らしのお出かけもできないこの時期だからこそ、
自分の身体を見つめ直す とっても良い機会だと思います。

 

ぜひ一度、鍼灸治療を受けてみて下さいね♪

美容鍼灸 玉兎治療院 (スタッフ 長崎)

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