作成日：2023年9月6日

             

こんにちは★
玉兎スタッフ長崎です(^^)

 

あっというまに９月。
今年も残り4ヵ月と思うと時の流れの早さを感じます。
暦上では秋ですが、まだまだ真夏のような残暑が続いていますね。
お疲れを残さない、ため込まないように早めのメンテナンスをおすすめします★

 

さて、今日のブログは頭痛について。

今日みたいに天気が悪い日は頭痛がしたり、痛くなくても頭がぼーっとしてしまう。
という方も多いのではないでしょうか？

 

まず、頭痛にも様々な種類があります。大きく分けて２つ。
【一次性頭痛と二次性頭痛】
普段感じる頭痛の多くは、他に原因となる病気のない「一次性頭痛」です。
よく頭痛が起こる人だったら、ストレスや生活習慣、姿勢などがきっかけで起こった際に「いつもと同じような頭痛だなぁ」という感覚があるかもしれません。

 

一方で、病気などの原因によって引き起こされる頭痛は「二次性頭痛」といいます。
特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、椎骨動脈解離、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、副鼻腔炎、うつ病などがあります。

 

原因が特に思い当たらず、次のような条件にあてはまる場合は、病気を原因とした二次性頭痛の可能性があります。
なるべく早く病院を受診して、根本的な原因をつきとめることが大切です。
【危険な二次性頭痛のサイン】
・今まで感じたことのない痛みがある
・突然痛みが出て、どんどんひどくなる
・頭痛が何度も起こり、最初と比べて痛みが強くなっているように感じる
・頭痛とともにめまいや吐き気、嘔吐などがある
・頭痛とともに目の見えにくさや手足の動きにくさなど、何らかの体の異変を感じる
・頭痛とともに熱や発疹が生じる
・７日間を超える頭痛
・首筋～後頭部の痛みを感じる

 

最近では、お笑い芸人の千鳥のノブさんが頭痛・首筋～後頭部の痛みが続いて病院を受診すると「椎骨動脈解離」だったことがわかり、緊急入院されていました。
それだけ頭痛は身近にあり、なおかつ危険なサインでもあるということを皆さんにも忘れないようにして頂きたいです。

 

そして、病気のない頭痛（一次性頭痛）の種類は大きく分けて3つ。
①片頭痛
②緊張型頭痛
③群発頭痛

 

この３つの頭痛は鍼灸治療の対象になりやすいですが
なかでも緊張型頭痛は鍼灸治療で取り扱う頻度も高く、その効果も期待できます。
一方で片頭痛や群発頭痛は、痛みが出ている発作期よりも症状がおさまっている完解期における予防効果を目的とした鍼灸治療が中心です。

 

頭痛でお悩みの方は、まずは病院の受診が第一です。
病院で緊張型頭痛と診断を受けられた方は鍼灸治療が対象ですので、早めの治療がおすすめです。
また片頭痛は血管性頭痛で、痛みの出ている発作時に鍼灸治療で血流の流れを良くすると症状が悪化する恐れがあります。
片頭痛や群発頭痛は痛みのない完解期での鍼灸治療がおすすめです。

 

少しでも日常生活を楽に過ごせるように、普段のメンテナンスを忘れずに！
お体のことでお悩みの方は、玉兎治療院ご相談くださいね。